僕が便利に使ったのはAmazon Echoのフラッシュニュース

Amazon Echo(アマゾン エコー)を使い始めてから、「これは癖になるぞ」と思ったEcho/Alexa(アレクサ)の機能がいくつかあった。その1つが、フラッシュニュースを聞かせてくれることだ。僕は毎朝出勤前に、ネクタイを締めながら、コンパクトにまとまったこのニュースをEchoで聞いている。

Echo/Alexaに「今日のニュースは?」と尋ねると、放送局がネットで配信しているコンパクトなフラッシュニュースを聞かせてくれる。これは、ラジオのニュースのダイジェスト版みたいなもんで、その日の重要ニュースがピックアップされている。1つのニュースは10秒くらいに短くまとまっている。

だから、朝の出勤前、時間の無い時に重宝するんだ。当時使っていたEchoは英語だったから、ニュースの細かい部分は分からなかったけど、大きな部分なら理解できた。

好みの放送局を設定できる

アメリカでは放送局によって重要ニュースの選び方が大きく違う。だから、Echo/Alexaがどの局のニュースフラッシュを流すかを複数設定できるようになっている。

僕が設定していたのは、アメリカのNHKともいえるNPRニュース、民間でメジャーなFOXニュース、仕事に関係するWall Street Journalと、テクノロジー関連のニュースを専門にするTech Crunch。(他にもあったかもしれないが忘れた)

これらの局の優先順位を指定しておくと、Alexaはその順番でどんどんニュースフラッシュを流してくれる。

設定方法は難しくない。Alexaアプリの中に、すでに登録されている放送局のリストがあるから、それを選ぶだけ。

アメリカにはすごくマイナーなローカル局や、超マニアックな分野のニュース局がいっぱいあるけど、英語版のAlexaはそれを網羅していたんで驚いた。

日本版が発売される時にはどうなっているのかな? 読売系、朝日系、毎日系の放送局や、産経、日経あたりは、きっと聞けるようになってるだろうね。ウォールストリートジャーナルやTech Crunch(テッククランチ)は日本語でもやってるので、これも聞けるようになるだろう。

追記:2024年4月現在、日本版Echo/アレクサでも、上に書いたのと同様にニュース局を選択/設定できる。そのやり方が、Amazonヘルプの「Alexaのニュースとフラッシュニュースをセットアップする」に書かれている。

興味ないニュースは飛ばせる。これがいい

Echo/Alexaが聞かせてくれるのは、各局が独自に配信しているニュースフラッシュだ。その更新ペースは局によって違う。つまり、1時間毎に更新されていることもあれば、1日に1回しか更新しないこともある。更新ペースが遅い場合、当然だけど、以前聞いたのと同じニュースが出て来ることがある。

そういう時、テレビやラジオだと、「もう知ってるよ」と思いながらも聞いてなきゃいけないよね。でも、Alexaならその必要はない。「それパス」と言えば、飛ばして次のニュースに行ってくれる。興味ないニュースも、言えば飛ばして次に行ってくれる。

これが素晴らしく便利なんだよ。別に革新的でもなんでもない、普通の機能。でも、朝の時間のない時にすごく便利なんだ。