Amazon Echoでできること:タイマーをいくつもセットできるからキッチンで便利

Amazon Echo(アマゾン エコー)の機能の中で、うちの奥さんが喜んでいたものの1つに、キッチンタイマーがある。Echoはいくつものタイマーをセットできるようになっている。僕らが使っていた頃は少し難点もあったが、2017年6月のアップデートでそれも解消された。

Amazon Echoにはタイマーの機能がある。「5分」とか「2時間26分」とか声で時間を指定すると、その時間にアラームを鳴らしてくれる……という、まあ、普通のタイマーだ。

それだけなら「なアんだ」と思うだろう。なにもEchoを使わないでも、そこらへんにある安いキッチンタイマーで事足りる。

ところが、Echoは、いくつものタイマーをセットできるんだ。そうなると便利さが違ってくる。

パスタ用タイマーと煮込み用タイマーと

料理している最中に、タイマーをいくつかセットしたくなる時があるよね? 例えばパスタを茹でながら、同時に野菜を煮ていたり、肉を焼いていたり……見たいテレビが10分後に始まるからそれを教えて欲しいときもある。

こんなときEchoなら、全部のタイマーをセットできるんだ。「5分後」「10分後」「20分後」というように時間を言えば、Echo/AlexaがタイマーNo.1〜No.3をセットして、それぞれの時間が来たらアラームを鳴らしてくれる。

うちの奥さんは、キッチンとリビングの境にあるカウンターにEchoを置いて、3つ4つのタイマーを設定して使っていた。

僕はよく「最高でいくつのタイマーをセットできるのだろう」と思うんだけど、それは分からない。1,000個までできるという噂があったり、「50個セットしたぞ」という知人がいるけど、どこまで本当なのか……

今はもっと使いよく

僕らがAmazon Echoを使っていた時のタイマーは、まだアップデートされる前だった。だから使い辛い点もあった。

それぞれのタイマーの区別がつかなかったんだ。5分後、10分後、20分後、とセットすると、その時間にアラームが鳴るんだけど、それだけじゃ何のためにセットしたアラームか分からない。「パスタの茹で上がりだっけ? 肉の焼き時間だっけ?」と迷う。

でもね、後から知ったんだけど、2017年6月のアップデートでこの点が改良されていた。

今のEchoのタイマーは、セットする時、それぞれに名前を付けられるようになっている。例えば「パスタタイマー」とか「ピザタイマー」とか「(テレビの番組名)タイマー」とか。

そしてアラームが鳴ったとき、何タイマーが鳴ったのかを、Alexaが言ってくれるんだ。

このタイマー機能、すごく地味に見えるんだけど、僕の周辺では「便利だ」という声が多かった。

追記:日本版Echoでもタイマーに名前をつけれるようになっている。

参考リンク:Echo/Alexa(日本版)のタイマーの使い方(Amazonヘルプ)