みんなAmazon Echoをどの部屋に置いているのか、のデータが発表された

スマートスピーカーはできることが多い。だから、みんなそれぞれの使い方をしている。でも、実際、どんなふうに使ってるのだろう? アメリカのマーケティング調査会社が調べた結果が、最近発表された。

アメリカのマーケティング調査会社「NuVoodoo」が行った調査結果を紹介しようと思う。

同社がアメリカの2,979人に「Amazon EchoかEcho Dot」を持っているかと尋ねたところ、約450人がどちらかを持っていたそうだ。割合にすると、15.5%。

これを年齢別に見てみると、25~34才の所有率が最も多かった。

どの部屋に置いている?

Amazon Echo(アマゾン エコー)をどの部屋に置くかは、人によって分かれるところ。今回の調査で一番多かったのは「ベッドルームに置いている」という人で、全体の45.9%。

その次に多いのが「リビングルーム」で、44.2%。以下、「キッチン」35.2%、「バスルーム」18.8%、「ダイニングルーム」15.5%と続く。(Echoを複数台持っている人もいるので複数回答可になっている)

リビングルームよりベッドルームに置く人が多いのは、僕にはちょっと意外だった。当時の知り合いはほとんど、リビングに置いて家族みんなで使っていたから、基本的にはリビングに置くものだと思っていた。

キッチンに置くと便利だ、という話は以前から聞いていたので、「キッチン」に置く人が35.2%というのはうなずけるな。

どうにもよく分からないのは「バスルーム」。風呂に入ったり、シャワーを浴びたりしながらEchoで音楽を聴くんだろうか? Echoは防水じゃないから、濡れたらよくない。

あるいは、バスルームに併設の洗面台にでも置いて、朝の身支度をしながら何か聴くのかな?

何を一番聞いている?

さて、こんなふうにいろいろな部屋に置いたEchoで、みんな何を聞いているんだろう?

調査結果によれば、「天気情報」が1番(49.6%)。「ラジオ」が2番(46.1%)。続いてSpotify(音楽配信)が45.1%、Pandora(音楽配信)が42.9%、「ニュース」が41.3%となっている。次に来るのは「オーディオブック」だが、これは数字がガクンと落ちて27.1%だ。(複数回答なので合計は100%になっていない)

天気情報はとりあえず知っておきたいことだから、みんな気軽にEchoに尋ねるんだろう。うちでもそうだった。

調査したNuVoodoo社のレポートには、「夜寝る時や朝起きた時、ベッドルームのEchoで天気情報や音楽、ラジオを聞く人が多いのだろう」と書いてあった。

これはアメリカの調査だけど、これから日本では、どういう使われ方をするんだろう?