スマートコンセントを差し込んで、Amazon Echoに電源のon/offをやらせた

Amazon Echo(アマゾン エコー)を買ってから、我が家のホームオートメーション化は亀の歩みのように、しかし着々と進んだ。部屋の照明を声でon/offできるようにした僕は、電気ストーブのon/offに挑戦した。

何回か前のブログに書いた通り、僕はフィリップスのスマート電球(Hue電球)を買って、ホームオートメーションの第一歩を踏み出した。

その次に挑戦したのが、Echo/Alexaに命令して1階の電気ストーブをonにさせることだった。

スマートコンセントで電源からon/off

そのために僕が準備したのは、スマートコンセントといわれているものだ。(スマートプラグとも呼ばれている)これは壁のコンセントに差し込むコーナープラグやコーナータップに似たもので、大きさは同じくらい。一方にコンセントのプラグが飛び出していて、反対側には差し込み口(スリット)がある。(下の写真は日本のAmazonで売られているものの1つ)

なぜ「スマート」かというと、中にWiFi装置が組み込まれていて、WiFiで送られた命令に従って電流を切ったり、流したりできるから。そうすると、そのコンセントに繋がっている家電機器をon/offさせることができる。

さて、このスマートコンセントの1つ「TP Link WiFi Smart Plug」を買った僕は、さっそく壁のコンセントに差し込んだ。だがそれだけじゃ使えない。WiFiの設定が必要なんだ。

WiFi設定はスマートプラグの専用アプリでやる。で、僕はそのアプリをスマートフォンにダウンロードし、ちょいちょいと何度かタップしてから、WiFiパスワードを打ち込んだ。これでプラグ側の設定終了。もう1つ、Echo側の設定をしなきゃいけない。

(それにしても、最近は何をやるにも専用アプリが必要で、僕のスマートフォンはアプリで一杯。何とかならないものかな)

Echo側の設定はAlexaアプリでやる。メニューから「WiFi設定」を開くと、Echo/AlexaがスマートプラグのWiFi電波を探し出してくれるから、それを指定すればいい。

基本的にはこれだけだった。あとは、Echo/Alexaに命令するだけで、スマートプラグの電流がon/offする。

僕はこう使った

上には書かなかったけれど、僕が買ったスマートプラグは2つ。そのうち1個は、テーブルランプの電源を取っているコンセントに取り付けた。(壁のコンセントにまずスマートコンセントを差し込み、そのスマートコンセントにテーブルランプの電源プラグを差し込む)

こうすると、Echo/Alexaが電源を操作してテーブルランプを点けたり消したりできるようになる。(同じことをAmazonで売っているフィリップスのHue電球でもできるけど、スマートコンセントでもできるんだ)

もう1つのスマートプラグは、1階のダイニングルームにある電気ストーブのコンセントに付けた。これが一番の目的だ。

僕は自宅で仕事をする時、2階の自分の部屋でやる。そこは暖かくしてあるんだけど、1階のダイニングルームはいつも寒い。(奥さんは別の暖かい部屋にいる)これまでコーヒーを淹れたりする時、その寒い所に降りて行かなきゃならなかった。けど、スマートプラグを導入してからは変わった。

2階の仕事部屋にあるEcho Dotに言えばいいんだ。降りて行くちょっと前に、「ダイニングのストーブをonにしてくれ」って。そうすれば、降りて行く頃に部屋が暖まっている。

これは、僕みたいに寒さに弱い人にはありがたいよ。今はまだ(2017年末)日本版Echoに対応するスマートプラグは出ていないけど、そのうち出るはずだからチェックするといいんじゃないかな。ストーブ以外の家電品もon/offできるよ。

(追記: 2018年4月から、上で紹介したスマートプラグ「TP Link WiFi Smart Plug」の日本版が発売されている。日本版Echo/アレクサに対応、もちろん日本のコンセントに対応。Amazonでも入手できる。下にあるのがそれ。商品名は「WiFi スマートプラグ HS105」。

他にもいろいろなスマートコンセント/プラグが発売されている。Amazon内にあるスマートホームストアの、「スマートプラグ」部門にアレクサ対応のものが集まっている。