バッテリー内蔵で持って歩けるのがEcho Tap

アメリカでは、Echoをいつでも持ち歩きたいという人が少なからずいる。そういう人のために、充電バッテリーを内蔵したEchoの機種が出ている。Echo Tap(エコー・タップ)だ。これが将来、日本で発売されるかどうか分からないけど、もし欲しくなったらeBayとかで探すといいんじゃないかな。Amazonで平行輸入品や中古品が手に入る可能性もある。

Amazon Echo Tap(アマゾン エコー タップ)は、持ち運びながら使えるように設計された、Echoの1機種だ。最大の特徴はバッテリーが内蔵されていること。そして、スタンダードなEchoより、二回りほど小さくなっている。

人工知能Alexa(アレクサ)と繋がっている点は、普通のEchoとまったく同じ。だから、EchoでできることはEcho Tapで全部できるよ。持ち歩く必要がない時は、テーブルに置いておけば、普通のEchoと同じように使える。

9時間持続するバッテリー

Echo Tapの内蔵バッテリーは、フル充電で約9時間持つ。音楽を聴いたりして、使い続けての9時間だ。待機状態の時間を考えに入れれば、実際に持つ時間はもっと長くなる。

充電用の薄い台(クレイドル)に載せておけば、使いながら充電もできる。職場にはEcho Tapファンが一人いて(外人)この点がとてもいい、と言ってた。「置いておけば普通のEchoと同じに使えるし、必要な時はそのまま持って行ける。それに、値段がEchoより安い。どう見てもEcho Tapの方が得じゃないか?」ってね。

大きさはビールのロング缶ほど

Echo Tapの大きさは6.6cm×6.6cm×15.9cm。ビールのロング缶よりちょっと長い程度の大きさだ。片手でパッと握れるし、バックパックなんかにもすぐに放り込める。アメリカでは専用のホルダーが売られていて、それで腰や肩に吊るしている人もいたよ。

WiFiが必要なことを忘れちゃいけない

Echo Tapを持ち歩くときは、忘れちゃいけないことが1つある。それは、WiFiが必要ということ。WiFiのインターネット環境がないと、Echo Tapは人工知能Alexaと繋がれず、ほぼ「ただの筒」になってしまうんだ。

WiFi環境のある家の中で持ち歩くときは気にする必要ないはず。でも、外に持ち出す時は注意した方がいい。ちなみに、お店やショッピングモールなどにあるWiFiホットスポットでも大丈夫だよ。

あとは、スマートフォンのテザリングでもいける。(スマートフォンでテザリング設定すると、そのスマホがWiFiルーターの役割をしてくれる)僕の同僚はこのやり方で、車の中でEcho Tapを使っていた。

同僚のようなEcho Tapファンは他にもたくさんいるはずなんだけど、最近のEcho Tapはメジャーじゃなくなって来ている。Amazonは、Echo(第2世代)やEcho Plusの方に力を入れてるように見えるんだ。でも、TapにはTapのいいところがある。このまま生産中止になんかならないで欲しい、と、個人的には思うんだ。