アメリカではすでに、Amazon Echoで電話できるようになっている。日本じゃまだだけど、アメリカで実現しているんだから、日本でもそう遠くないうちに実現する、と僕は見込んでいる。
アメリカでは、Amazon Echo(アマゾン エコー)で電話できるようになっている。手が塞がっているときに、電話機や携帯を操作しなくても、Echoに相手の名前を言えば電話をかけてもらえるんだ。もちろん、繋がった後はそのまま相手と話せる。
これをやるには、Amazonから出ている「Echo Connect」というアダプターみたいなものを、電話線の差し込み口に差し込んでおく。でも、この「Echo Connect」は日本では売られていないし、海外で売られているものを日本に持って来ても、日本の電話には対応できない。残念。
でもね。そう遠くないうちに、日本でも発売されると僕は見込んでいる。Echoで電話をかけたい、という人は海外だけじゃなく、日本にも多いはずだからね。それに、技術的には可能なんだから、あとは日本のAmazonが、日本の電話会社と話をつけるだけなんじゃないかな。
ちなみに、この「Echo Connect」を使わなくても、アメリカでは、Echo同士なら何千キロ離れていても通話することができる。(追記:日本でも2018年9月からEcho同士の通話ができるようになっている)
これは「calling and messaging」と呼ばれるEchoの機能で、電話と似ているけど、電話線は使わず、インターネットを使って通話するんだ。だからEcho同士じゃないとだめ。(正確には、アレクサアプリが入っているスマホやタブレットとも通話できる)。
今のところ(2018年3月現在)この機能も日本版Echoには備わってない。でもね、こっちの方は、比較的早いうちにできるようになるだろうと、僕は推測している。電話会社との面倒臭い折衝なしに、アレクサのアップデートだけで済むはずだからね。(追記:日本でも2018年9月からできるようになっている)
携帯を鳴らすだけなら今でもできる
通話はできないけど、携帯電話を鳴らすだけなら、日本版Echoでもできるよ。これは、行方不明の携帯を見つけるのに、エラク役立つ。
どうやるかというと、まず、アレクサアプリの中から「TrackR(トラッカール)」というスキル(拡張機能)を検索して、それを「有効化」する。(買ったままの状態じゃできるようになってない)
次に、App StoreやGoogle PlayからTrackR(トラッカール)のアプリをダウンロード。それを使って、EchoとTrackR(トラッカール)を連携させる。
あとは「アレクサ、トラッカールで携帯を鳴らして」と話しかければいい。
日本じゃまだできないことが多いけど、Echoで通話ができるようになれば、便利さが格段にアップすると思う。早くアレクサをそういうふうにアップデートして欲しいものだよ。
アメリカじゃあ、1部屋に1台ずつEchoやEcho Dotを置いて、インターホンのように使っている家が普通にあった。