Echo Show5の第1世代と第2世代を比較:ささやかな違い

Amazon Echo Show5(ショー・ファイブ)の新型、第2世代が発売された。値段は旧型・第1世代の方が安い。で、どっちにする?  と迷っている人のために、新型と違う点を挙げた。とは言っても、それは3つだけ。自分にとって大事な3つかどうか……決めるときの参考にしてほしい。

Echo Show5 第1世代

Echo Show5 第2世代

Echo Show5を買うとき、チェックしたいポイントはいろいろある。例えば本体サイズとか、画面の解像度とか、内蔵スピーカーの性能とか、他にもいろいろ……でも、Show5の第1世代と第2世代は、こうしたもろもろが全部同じ。違うのは、内蔵カメラの性能と、オーディオ出力ジャックの有無、そして、性能と関係ない部分で、本体色のバリエーションだ。

内蔵カメラの解像度が、第2世代の方がいい

Echo Show5 第1世代の内蔵カメラは、解像度が100万画素(1メガピクセル)。対して第2世代は、200万画素(2メガピクセル)。第2世代の方が上だ。

Echo Showの内蔵カメラは、(写真も撮れるけど)使うのはほとんどビデオ通話の時。つまり、第2世代でビデオ通話すると、こちらの顔が、よりハッキリ相手の画面に映るというわけ。

ところで、200万画素という数字がどれだけ凄いか、というと、あんまり凄くない。一般的なWebカメラ(ビデオ通話に使う単体カメラ)の標準的な画素数が100万画素〜200万画素程度だから、第1世代のカメラも第2世代のカメラも、大きく括れば「標準」に入ってしまう。いいWebカメラには500万画素や800万画素なんてのもある。スマートフォンのカメラだと1200万画素以上が普通なので、比べ物にならない。

第2世代にはオーディオ出力ジャックがない。第1世代にはある

Show5 第1世代には、外部スピーカーをケーブルで繋ぐための3.5mオーディオ出力ジャック(端子)がある。Show5の内蔵スピーカーは小さくて、音が良くないけど、このジャックでちゃんとしたステレオセットと繋げれば(ステレオ側のAUX端子に入力)、いい音で音楽を聴ける。

これが結構好評だったんだけど、新型の第2世代に、このジャック(端子)はない。外部スピーカーを繋ぎたいときは、BluetoothでBluetoothスピーカーを繋ぐしかない。これは第1世代でも、第2世代でも、どちらでもできる。

第2世代は本体色が3色。第1世代は2色

Show5 第1世代の本体色は、黒(チャコール)と白(サンドストーン)の2色。第2世代は、これに紺色(ディープシーブルー)が加わって、3色から選べるようになった。

チャコール グレーシャー
ホワイト
ディープシー
ブルー
EchoShow5
第2世代
EchoShow5
第1世代

各色の実物写真は、Amazonの商品ページで色を選択すると見ることができる。

違いは以上

Show5 第1世代と第2世代の違いはこれだけ。あとは全部同じと言っていい。本体サイズはピッタリ同じ(横幅14.8cm×高さ8.6cm×奥行き7.3cm)だし、5.5インチという画面サイズも画面解像度(960×489ピクセル)も同じ。スピーカーも同じもの(1.6インチが1個)入っている。評判の良かったカメラカバー(カメラを覆い隠すスライド式小窓)も、どちらにも付いている。

「アレクサ」と呼びかけたときに対応してくれる人工知能Alexaも同じだ。第1世代だろうが第2世代だろうが、アレクサはいつでも最新にアップデートされている。いろんな質問に答えてくれるし、音楽やニュースも流してくれる。動画配信やYouTubeも見れる(小さい5.5インチ画面だとあんまり面白くないけど)。声の命令で照明や家電品を操作するスマートホームもできる。

最後に、これは個人的な意見だけど、Amazonは型落ちしたEcho機種をプライムデーで大きく割り引く傾向がある。もしカメラ解像度にこだわらないなら、旧型Show5 第1世代を狙って、6月下旬のプライムデーをチェックするといいと思う。(プライムデーは、プライム会員向けのビッグセール。会費を払わない無料体験会員でも買える)

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