リビングに置いたEchoで、寝室や子供部屋など別の場所のライト(電球)も操作できますか?

はい、できます。が、100メートル離れた部屋は無理でしょう

Echoの各機種(Echo、Echo Dot、Echo Showなど)で操作できる照明器具はいろいろあるのですが、ここでは最もよく知られているフィリップスHue電球(ランプ)と、Amazonでも売られているLIFXスマートLED電球について回答します。

どちらの電球(ランプ)も、別の部屋にあるEchoで操作できます。

例えば、あなたのEchoがリビングルームに置いてあるとして、それに向かって声で命令すれば、寝室や子供部屋など別の部屋に取り付けた電球をオン/オフしたり、明るさ調節したりできます。

ただし、どれだけ離れた部屋でもいいわけではなく、距離の制限があります。具体的に何メートルまでかというのは、Echoからの命令電波がその電球に届くか届かないかで決まります。

フィリップスHue電球の場合

EchoとフィリップスHue電球は、Zigbeeという規格の電波で繋がります。Echoからの命令は、Zigbee電波に乗ってフィリップスHue電球に到達するわけです。

このZigbee電波が届く距離は約30mと言われていますが、途中に(壁や家具や家電品など)障害物がどれだけあるかによって、もっと短くなったり長くなったりします。壁の厚さや家具の配置など(障害物の状況)はそれぞれの家で違うので、正確な距離はというと、実際にやってみないと分かりません。

ただ、あなたの家が超大邸宅で部屋と部屋が100m離れている、というのでない限り大丈夫でしょう。「リビングに置いたエコーで、寝室のライトのオンオフができている」という報告が、日本のEchoファンページに上がっていました。また、アメリカ、イギリス、ドイツのユーザーフォーラムを見ても、Echoの各機種で別の部屋のフィリップス電球を操作している、という書き込みが多くあります。本サイトの制作スタッフも、1階にあるEchoで、2階にあるフィリップス電球を点けたり消したりしています。

LIFXスマートLED電球の場合

LIFXスマートLED電球とEchoは、WiFi電波で繋がります。あなたがEchoに向かって「電気つけて」と命令すると、まずそれがWiFi電波に乗ってインターネットの中に入り、ネットの中に居るアレクサ(人工知能)に届きます。するとアレクサは、人間語の命令を解釈し、電球用の命令信号に変えてあなたの家のWiFiルーターに送り返します。そこからは、WiFi電波で命令が飛ばされ、受け取った電球(LIFXスマートLED電球)は言われた通りに点いたり消えたりします。

このとき、WiFiルーターから(Echo本体からではない)の電波が届く場所に電球があれば問題ありません。が、あまりに遠いと命令が届きません。そうなると、Echoでは電球を操作できません。(この時も壁のスイッチならできます)

ただ、この心配はほぼない、と言っていいでしょう。WiFi電波の到達距離は100mほどあり、大抵の場合、1台のWiFiルーターで家全体をカバーできます。なので、Echoからの命令はどの部屋の電球にも届きます。あなたの家が超豪邸で、100m以上離れた離れ(別棟)の電球を操作したい、というのは無理かもしれません。

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