Echo ShowやEcho Spotでビデオ通話を受けたとき、こちらの様子がいきなり映ってしまうのですか?

いいえ、いきなりは映りません

誰かがあなたとビデオ通話したくて、あなたのEcho Show(エコーショー)に「ビデオ通話を始めますよ」と通知して来たとします。そのとき、あなたのEcho Showの内蔵カメラがすぐにオンになるか? というと、なりません。

つまり、ビデオ通話を受けるとき、あなたの姿がいきなり相手の画面に映ることはないのです。

では、具体的にどんなふうになるかというと、2通りの場合があります。ひとつは、相手が「Alexaコール」というやり方で通話しようとして来たとき。(Alexaコールは、Echoの通常の通話モードのことで、登録した相手からしかかかって来ません)

このときは、まずあなたのEcho Showのライトが緑色に点滅し、アレクサが声で相手の名前を言ってくれます。同時に、画面に[応答][拒否]のボタンが出るので、タップして選びます。声で「拒否して」「応答して」と言っても構いません。

あなた側のカメラは、あなたが[応答]を選ぶまでオンになりません。[応答]してはじめてオンになり、相手が映像を見れるようになります。

もうひとつは、Amazonが「呼びかけ」と呼んでいる機能を相手が使ったとき。この「呼びかけ」機能は、通話がほとんどいきなり始まる機能で、あらかじめ登録したごく親しい人たちの間で使われています。あなたが誰かから「呼びかけ」を受けると、こうなります。

まずあなたのEcho Showがタリラ〜ンと鳴ります(通知音)。それと同時にあなた側のカメラが、例えて言うなら、半分だけオンになります。どういうことかというと、ひどくピントがボケた映像だけを相手に送るのです。相手側は、曇りガラス越しに見るような映像しか見れません。

この状態が15秒ほど続き、その後、ピントが合った普通の映像を見れるようになります。(音声は、通知音の直後から通話状態になっています)つまり、相手にこちらの様子を見られるまで、15秒ほどの猶予があるということ。(この間に見せたくないものを隠せるかどうかは微妙なところですが)「呼びかけ」でかかって来た通話は拒否できません。なので、「呼びかけ」を登録する相手先はよく選んだ方が良いでしょう。

ビデオ通話している途中でカメラをオフにしたくなったら、画面に「カメラオフ」のアイコンが出ているので、それをタップすればできます。「アレクサ、ビデオを切って」と言ってもできます。(この場合の「ビデオ」は、動画のことでなく、単に映像のことです)

あらかじめEcho Showのカメラをオフにする設定をしておけば、相手がビデオ通話でかけてきても、こちらのカメラに何も映らず、音声通話だけになります。その設定方法は、本サイト『Echo Showについてありがちな疑問』→「プライバシーが心配です、Echo Showのカメラをオフにしたまま使えますか?」ページで説明しています。

*回答は本サイトスタッフによるものです。Amazonの回答ではありません。

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