Echoは、AmazonのKindle本を読み上げてくれます
Amazon Echo(アマゾンエコー)はどの機種も、Amazonで売られている電子書籍「Kindle本(キンドル本)」を読み上げることができます。
ただ、中にはEcho/アレクサに対応していないKindle本もあり、対応していないKindle本の読み上げはできません。
Kindle本以外の電子書籍や、紙の本の読み上げは、Echoはまったくできません。
Kindle本がアレクサ対応かどうかの見分け方
買いたいKindle本や持っているKindle本が、Echo/アレクサに対応しているかどうかを見分けるには、AmazonのKindleストアに行ってその本の商品ページを見るのが簡単です。
調べたい本の商品情報をずっと下に見ていくと、「登録情報」という項目があり、その中に『Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能):有効』とあればアレクサ対応ということ。Echo/アレクサは、その本を読み上げられます。
アレクサ対応でないKindle本は、「有効になっていません」と書かれています。
Alexaアプリからも、同じようにして、対応しているKindle本を探せます。(詳しい方法はAmazon Alexaヘルプを参照)
小説や実用書など、文字主体の本の多くがアレクサ対応ですが、絵本、写真集、マンガ、グラフィックノベル、アダルト本などは対応していません。
早送りや巻き戻しもできる
実際にEcho/アレクサにKindle本を読み上げさせるには、(もちろん)声で命令します。一番シンプルな言い方は、
「アレクサ、『○○○○○(本のタイトル)』を読んで』
です。読みかけ(読ませかけ)の本は、アレクサが前回までの場所を覚えていて、何も言わなくてもそこから読み上げてくれます。
作品名(タイトル)を言わないで、ただ「アレクサ、本を読んで」と言うと、最近ダウンロードしたKindle本を読み上げます。
止めたいときは「アレクサ、止めて」とか「アレクサ、ストップ」とか、続けたいときは「アレクサ、再開(さいかい)して」などと言えばできます。
また「アレクサ、早送り」と命令すると、30秒ほど先にスキップして読みます。(声のスピードが速くなるわけではありません)逆に「アレクサ、巻き戻し」とか「アレクサ、早戻しして」と言うと、30秒ほど後ろの場所から読み直してくれます。これは聞き逃したときなどにとても便利。
同様に、「次の章に行って」「前の章に行って」という命令もできます。
少し残念なことですが、この早送り/巻き戻し機能と、章を進める機能は、うまく働かないことがあるようです。いくら命令してもアレクサはやってくれなかった、というユーザーの報告がネット上にいくつか上がっています。
また、多くのユーザーが読み上げスピードを早くしたい/遅くしたいと望んでいますが、今のところそれはできません。
オーディオブック「Audible」に対応している
プロのナレーターの朗読で本が聴けるのが「オーディオブック」。Amazon Echoは「Audible(オーディブル)」から出ているオーディオブック(ボイスブック)の再生ができます。(読み上げの声はアレクサでなく、人間のナレーター。早送りや巻き戻し、章のスキップなどもできます)
「Audible(オーディブル)」はAmazonが母体となっているオーディオブック/ボイスブックショップ。文学、落語、ビジネス書など、日本語の書籍が1万冊以上あるとのこと。基本的に会員制で月額1,500円(2021年7月現在)。Amazon.jpの登録案内ページはこちら。
この回答は本サイトスタッフによるものです。Amazonの回答ではありません。