Echo Show5(第1世代)、Echo Show8(第1世代)、Echo Show(第2世代)の違いを一覧にした

Echo Show 5(エコーショー5)、Echo Show 8(エコーショー8)、Echo Show(エコーショー)第2世代のどれにするかで迷っている人のために、これを書いた。まず最初に、3つの違いを一覧表にした。次に、3つの特徴を文章でまとめた。(これには個人的意見が入っている。頭から信じない方がいい)そして最後に、3つで迷う人たちからの質問に答えた。

※注意 このページでEcho Showと書いてあるのは、全て2018年発売のEcho Show(第2世代)のこと。Echo Show8、Show5と書いてあるのは、2020年発売のEcho Show8(第1世代)とShow5(第1世代)のこと。Show8とShow5は、どちらも2021年6月に第2世代が発売されている。

Show、Show8、Show5の違い一覧

アマゾンの商品ページにも比較表はある(商品ページを下にスクロールしていくと見れる)けど、多機種ごちゃ混ぜだから見にくい。そこから3機種だけを抜いて並べたのが下の表。少し見やすいはず。

※追記 2020年11現在、Echo Show第2世代は(Amazonでは)販売されていないようだ。その代わり、新登場したEcho Show第3世代のページがAmazonにある

Show5 Show8 Show第2世代
価格
(写真の下が
今現在の価格)
画面サイズ(*1) 5.5インチ 8インチ 10.1インチ
画面解像度 960×480(ピクセル) 1280×800(ピクセル) 1280×800(ピクセル)
スピーカーの数 1個(モノラル) 2個(ステレオ) 2個(ステレオ)
スピーカーの大きさ 1.65インチ
出力4W
2インチ×2個
出力10W×2
2.2インチ×2個
出力10W×2
カメラ画素数 1MP(メガピクセル) 1MP 5MP
カメラカバー(*2) あり あり なし
全体の大きさ 148x86x73mm 200x136x99mm 246x174x107mm

*1: Show5の画面(5.5インチ)はスマートフォンとほぼ同じ。Show8の画面(8インチ)は小さめのタブレット、Show(10.1インチ)は大きめのタブレット程度。

*2: カメラカバーは、内蔵カメラのレンズを覆い隠す小窓。指で開け閉めする。(下の写真)プライバシー保護に役立つ。

3機種の特徴の要約

特徴をわかりやすくするために、主観的な評価を入れてある。参考程度に読むのがいい。

Echo Show5(第1世代)

お金とスペースを節約したい人にうってつけなのが、Show5。

画面付きスマートスピーカーをあれこれ物色すると分かるけど、確かにShow5は値段が安い。それでいてこのShow5、何ができるかという機能面では、最高機種のEcho Showと変わらない。(画質とか音質とかがダウングレードしているだけ)

それに、省スペースを一番に考えているなら、Show5の小ささが魅力。実際のところ、目覚まし置き時計1個分のスペースがあれば、どこにでも置ける。混雑したテーブルの上でも大丈夫だし、場所を取って他のものが置けなくなってしまうことも(ほぼ)ない。

Amazon「Echo Show5(第1世代)」のページへ→

Echo Show 8(第1世代)

Show8は、とても賢い妥協点。小さなShow5と、最高機種Echo Showの中間なんだけど、大事な部分は、最高機種Echo Showの方に近くなっている。

まず、画面。サイズを比べるとShow8(8インチ)は、Show5(5.5インチ)とShow(10.1インチ)の真ん中。けれど画面解像度は、Showと同じだ(1280×800ピクセル)。方やShow5はどうかというと、画面解像度960×480ピクセルと、2段階くらい落ちる。つまり、Show8の画面は、下の機種のShow5より、上の機種のShowにずっと近くなっている。

音についても同じことがいえる。Show8のスピーカーは、最高機種Echo Showのものより小さいが、その差は5ミリ(直径)ほどしかない。それに、最大出力を比べるとShow8もShowも全く同じ。Echo Showの音は、(Echo Studioは別格として)Echoシリーズの中で一番良いと言われているけど、Show8はそれに迫る音を出す。

最高機種Echo Showと比べてShow8が大きく劣る点は、カメラの画素数が低い(少ない)ことと、スマートホームハブを内蔵していないこと。スマートホームハブは別売されているので、内蔵されてなくても特に困らない。

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Echo Show(第2世代)

Echo Showの魅力は、画面がそれなりに大きいこと。テレビやPCのモニターには負けるが、YouTube動画やビデオ配信などを十分楽しめるサイズ。

また、Echo Showの音の良さは、Show5やShow8を含めたEchoシリーズの中で一番(ただしオーディオマニア向けのEcho Studioを除く)。Echo Showで音楽を流すと、部屋全体に音が満ちる。音量を上げると、Showを置いてある部屋だけでなく、家のどこからでも音楽を聴ける。広い部屋に住んでいて置き場所に困らず、音量を上げて音楽を楽しみたい人には、Echo Showが一番合っている。

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3機種で迷うときによく出る疑問

Q. 設定の難しさに差はあるか? どれかは難しく、どれかは簡単とか……

A. 設定手順はどれも同じ。設定が簡単なのはEchoシリーズの長所で、最初に電源を入れるとアレクサが自動的にWiFiに接続してくれる。後はアレクサの言う通りに色々と情報を打ち込む。

Q. 狭い場所に置けるのはどれ?

A. 実際問題として、3機種どれも、置こうと思えば狭い場所に置ける。一番小さいのが欲しいなら、Echo Show 5。

Q. 値段以上に性能が良いのは? つまり、どれがお買い得?

A. 自分の使い方に合ったものが一番だけど、お買い得品ということで言えばEcho Show 8。値段と性能を考え合わせて、いわゆるコスパが最もいい。

Q. すでにEcho Show(かShow5)を持っているとき、2台目としてShow8を買うのはどう?

A. 料理が好きでレシピ動画をよく見るなら、追加でShow8をキッチンに置くと便利。そもそもShow8は、キッチンでレシピ動画を見ることを意識して作られている。また、今持っているShow(かShow5)の画面が大きすぎる(あるいは小さすぎる)と感じるなら、Show8の大きさが丁度いいはず。

どれか2機種で迷うなら、他のブログ記事もご参考に。

「Echo Show8(第1世代)」と「Echo Show5(第1世代)」を比較:見た目に出ない違い

「Echo Show(第2世代)」と「Echo Show8(第1世代)」を比較:値段の差がどこに出るか

「Echo Show5(第1世代)」と「Echo Show(第2世代)」を比較:Show5が切り詰めた部分はどこか