Echo Showシリーズに、新たな機種が加わりそうだ。今月28日にアメリカで開かれる新製品発表会で公表されるだろうと、米大手ビジネス紙「Bloomberg」が伝えている。それは15インチ画面の、壁掛けタイプだという。
情報源はBloombergが入手したアマゾンの社内資料と、関係者への取材だとのこと。アマゾンはこの新機種を「Hoya」というコードネームで開発しており、今分かっている特徴は次の通り。
〈追記〉28日の発表で、商品名は「Echo Show 15(エコー・ショー・フィフティーン)」と分かった。9月29日現在、日本のAmazonに商品ページが出来ている。詳しい説明・仕様などはそこに記載されている。
Echo Showシリーズ最大の15インチ画面、壁掛けできる
その機種(Hoya)は、現在最も画面の大きいEcho Show10(10.1インチ)より格段に大きい、約15インチの画面を備えているらしい。それを壁に掛けて使ったり、専用スタンドで立てて使ったりできる。
(※ 10.1インチ画面は、対角線の長さが256.54mm)
アマゾンはこれを、スマートホームの集中操作パネルとして使ってもらいたいようだ。確かに、壁に掛けておけば、家族の誰もがそこからのタッチ操作で、アレクサ対応の照明、鍵、テレビ、エアコンなど様々な家電品をコントロールできる。もちろん、用途はこれだけでなく、Echo Showシリーズでできることは全部できる。
また、天気予報やタイマー、予定表、写真を見るときの操作が、今のEcho Showシリーズより簡単になっているらしい。
キッチンの壁に掛けるのがお勧めのよう
アマゾンはこの機種を、キッチン向けに作ったらしい。大きな画面でレシピや作り方動画を見ながら料理できるし、時には手を休めてネットフリックスを見たりもできる。
今あるShow10、Show8、Show5にも壁掛けタイプ登場か
現在のEcho Show10(10.1インチ画面)、Echo Show8(8インチ画面)、Echo Show5(5.5インチ画面)は、どれも置いて使うタイプ。奥行きがあるので壁には掛けられない。だが、Bloombergによれば、これらにも壁掛けタイプが登場しそうだという。ただし今月28日の発表会ではなく、来年あたりになるらしい。
15インチ画面壁掛けタイプのEcho Show新機種は、発売時期も価格も不明。日本で発売されるのかどうかもはっきりしていない。28日になれば詳しい発表があるだろう。
〈追記〉2022年に、日本でもEcho Show15が発売された。