今年中にも、生成AIでパワーアップしたアレクサが登場する

ChatGPTのような生成AIが、アレクサに組み込まれる予定だ。海外メディアが報じた。2014年に初登場して以来、基本的には変わりなかったアレクサが、これを機に、大きく進化することになる。

昨年9月の話が実現へ

OpenAI社が2年前に公開した生成AI「ChatGPT」は、大きな話題になった。ユーザーの複雑な質問を的確に理解し、スムーズに答えを返すChatGPTの能力に驚いた人も多いだろう。

Amazonは昨年9月、このChatGPTやGoogleの「Gemini」といった生成AIに対抗するため、同種の生成AIをアレクサに取り入れると発表していた。それが、今年中に実現する見通しだ。Amazonからの正式発表はないが、Amazonの内部事情に詳しい関係者数名が、海外メディアにそう話している。

サブスク制の別料金

これもAmazon関係者によるリーク情報だが、生成AIでパワーアップしたアレクサを利用するには、サブスク制で別料金を払う必要があるらしい。これは、アマゾンプライム会員の会費とは別物。つまり、プライム会員であっても別料金が必要になる。具体的な金額はまだ決まっていないそうだ。もちろん、この料金を払わなくても、現在と同じ普通のアレクサは常に使用できる。

ちなみに、OpenAI社のChatGPTにも無料版と有料版があり、有料版の料金は月額20ドル(約3140円/2024年5月現在)だ。

それにしても、ChatGPTが出て来た時は、応対の自然さや会話の流れの良さに驚いた。そして、「これがアレクサに応用されたら凄いぞ」と思っていた。だが、Amazonはなかなかそうする気配を見せなかったので、実際のところ僕は焦れていた。それが今年中に実現とは、ジェフ・ベゾス氏肝いりのアレクサだけある。

情報源:CNBCニュース『Amazon plans to give Alexa an AI overhaul — and a monthly subscription price』/New York Post『Amazon to launch new AI-powered, conversational Alexa with monthly subscription fee