Echo/アレクサを使いこなす3歳児の漫画が面白い

アレクサは育児の助けになるんだなぁ、とわかる実話漫画がツイートされている。なかなか面白いよ。この記事の前半でそれを紹介、後半では、育児向けのEcho/アレクサの小技を紹介しようと思う。

その漫画はまぽさん(@yoitan_diary)というツイッターユーザーが投稿したもの。「我が家の中で 現在 Amazon Echoを一番利用している」という、3才の息子が主人公。この彼、アレクサを使いこなすのはいいんだけど、そのついでに、お父さんに思わぬショックを与えてしまう……

漫画の中にも出て来るけど、アレクサは、「アレクサ」と、ちゃんと呼びかけないと応答してくれない。小さい子には発音が難しいかも知れないね。そんなときは、アレクサという名前そのものを、もっと発音しやすい「エコー」に変えちゃうといい。Echo/アレクサは、設定で呼び名をいくつか選べるようになっていて、一番簡単なのは「エコー」だよ。(これについては、別のブログ記事『「アレクサ」という呼びかけは、他の名前に変更できる』に詳しく書いた)

あとね、3才息子君が「うんち、って英語でなんていうの?」と訊くと、アレクサが「うんちは英語でpoop(プープ)といいます」と答えてるけど、これは本当にこう答えるよ。ちゃんとした辞書に載ってる言葉なら、アレクサは臆面もなく真面目に答える。

アレクサが隠し持っている、育児向けの技

アレクサは、お母さんの育児を助ける技を、いくつも持っている。その技には、それぞれ名前がついている。「育児日記」だとか、「歯磨きくん」だとか、「おにから電話トーク」だとか。

で、どんなことをアレクサがやってくれるかというと……例えば「育児日記」の技では、授乳した時や子供がウンチした時、子供をお風呂に入れた時に、アレクサに向かって「〜したよ」と言うと、アレクサがその時刻と、その時にしたことを、メモしてくれるんだ。スマホの中のメモ帳にね。

後からスマホの(Alexaアプリの)メモ帳を開くと、そこにちゃんと書いてある。子供の世話をしながら、同時にメモを残せるので便利だよ。

こういったたくさんの技(アマゾンは技と言わずに、かっこよく「スキル」と呼んでいる)をアレクサは持っているんだけど、Echo/アレクサを買った時点では、全部封印されていて、いきなりは使えない。でも、封印を解くのは難しくない。アマゾンの中にある、それぞれの技(スキル)のページに行って、スキルを『有効にする』という黄色いボタンを押せばいい。すると、数秒後には技が使えるようになっている。

育児向けにどんな技(スキル)があるか、は、Alexaスキル部門を「育児」で検索するとわかる。赤ちゃんより大きい小学生くらいの相手をアレクサにさせたいなら、「Alexaスキル 子供向け」の部門に、その技がいっぱいある。例えばアレクサがしりとりの相手をしたり、童謡を歌ったり、算数や英語のクイズを出したりする。ちなみにどれも無料だよ。

アマゾンは、Echo/アレクサを育児に使ってもらいたいらしく、育児スキルの特設ページを作って、おすすめスキルを紹介したりもしてる。

最後に、僕が勧めるスキルはというと、「おなら」。品性を疑われるので詳しく説明はしないけど、アマゾンのスキルのページにはこんな意味不明なことが書いてある。

『アレクサ、アレクサ、オナラの音を開いて、アレクサは猛烈な鼓腸を出すように笑うでしょう。 さまざまなレベルの不名誉のランダムなオナラで、退屈な瞬間は決してありません!』

オナラは本物じゃなく、効果音を使ってある。ユーザーレビューを読むと、ほとんどの子供が大喜びするみたいだよ。